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Salesforceの項目値変更をトリガーにLINEメッセージ送信をしたい

最終更新: 2026-02-18

このガイドを読むと、以下ことが理解できるようになります
  • Salesforceレコードトリガーフローを利用してLINEメッセージを送信する方法

ユースケース

Salesforceフロー内でLINEメッセージ送信を構築することができます。これを利用すると、以下のことができるようになります。

  • 商談がクローズ(成立)したときに、LINEメッセージを送信する
  • キャンペーンに登録されているキャンペーンメンバーの状況が「送信」から「レスポンスあり」に変更されたときに、LINEメッセージを送信する

フロー作成前の準備


以下を満たしているかを確認してください。

  • 友だちオブジェクトへの参照ができること
  • テンプレートを作成していること
    • テンプレートには差し込み項目を埋め込むことができます

フローの作成手順


今回は、レコードトリガーフローを例に作成します。また、発火するレコードトリガーフローの条件などは設定していることを前提とします。

「要素の追加」をクリックし、「アクション」を選択します。


検索ボックスに「push」と入力しm[Send Push Message]を選択します。


以下のように設定します。

項目説明
表示ラベルフローの表示ラベル
API参照名フローのAPI参照名

選択したアクションの入力値の設定には、以下のように設定します。

項目説明
Flow Name(社内向け)メッセージコンポーネント上で表示される表示名。お客様には表示されません。
フローの名前などわかりやすいものを入力しておきましょう。
Social Friend ID友だちオブジェクトのIDを設定します。
リードや取引先責任者からIDをたどるためには、双方向リレーションを作成しておきましょう。
Template ID事前に作成したテンプレートのIDを設定します。

以上で、基本的なフローの設定は完了です。フローを保存し、有効化してみましょう。

「フローのデバッグ」を利用したテスト送信ができません。 テスト送信を実施する場合は、Sandbox環境などでフローを有効化して実際にフローを動かしてください。

(高度な設定)テンプレート変数を利用する場合


テンプレートには変数機能があり、値を差し込むことが出来ます。

テンプレート変数(テンプレートへの値の差し込み)については以下を参照: テンプレートに値を差し込みたい

フローにおいても、変数を差し込むことができます。たとえば、以下のユースケースに対応できます。

  • キャンペーンメンバーに対してメッセージを送るとき、該当のキャンペーン名を差し込んで送信したい
  • 商談成立時に、取引先責任者の役割に紐づいているひとに商談名を差し込んでメッセージを送信したい
  • URLに個人ごとのパラメータをつけて送信したい

事前の設定として、該当のテンプレートには変数を設定しておきましょう。

テンプレート変数を利用したフローメッセージの設定手順


今回は、テンプレート内で {!insert_1}{!insert_2} という2つの変数が設定されているものとします。

今回は、{!insert_1} にはキャンペーン名を、{!insert_2}には、[ゴールド]という文字列をそれぞれ変数として代入することを例に設定をします。

  1. 変数を作成して変数に値を代入
  2. 1で作成した変数群を、変数コレクション内に代入
  3. 2で作成した変数コレクションをPush Send Messageの変数値に代入

1.変数を作成して変数に値を代入


まずは、キャンペーン名をいれるための {!insert_1} 変数を作成し、値を代入します。

[要素の追加]より、「割り当て」をクリックして割り当て要素を追加します。


表示ラベルやAPI参照名はには、任意の値を入力します。

項目入力例
表示ラベルキャンペーン名変数の割当
API 参照名AssignCampaignName

変数名の設定のセクションで、「変数を検索…」をクリックします。


[+新規リソース]をクリックします。


以下のように入力します。

項目説明
リソース種別[変数]を選択
API参照名任意の変数名(今回はCampaignName)を入力
データ型Apex 定義
Apex クラスigns__KeyValuePair

このように設定できました。

ここで、変数の「CampaignName」と書かれた箇所をクリックします。


Apexで定義された変数 セクションにて[CampaignName]をクリックします。


変数の入力欄が {!CampaignName.} に変わりました。ここで、プロパティより key を選択します。


CampaignName > key には insert_1 (変数名)を入力します。

おなじように、 CampaignName > value の変数も用意し、ここにはキャンペーンの名前を選択して選びます。


おなじように、 会員ランクの割当 もブロックも作成します。


ここまでで、以下のようになりました。


2.作成した変数群を、変数コレクション内に代入


LINEメッセージの送信 Apexアクションの前で、変数コレクションへの変数割当を行います。


[要素の追加]より、「割り当て」をクリックして割り当て要素を追加します。


表示ラベルやAPI参照名はには、任意の値を入力します。

項目入力例
表示ラベル変数コレクションの割当
API 参照名AssignTemplateVariables

変数名の設定のセクションで、「変数を検索…」をクリックします。


[+新規リソース]をクリックします。


新しく変数を作成します。今回は、[複数の値を許可(コレクション)]に必ずチェックを入れます。


作成したコレクション変数に値を代入します。

演算子を[追加]とし、1で作成したCampaignName / Rank を追加します。

ここまで完了すると、このようになります。

3. 変数コレクションをPush Send Messageの変数値に代入


最後に、作成した変数コレクションを代入します。

Send Push Messageアクションにて、VariablesのトグルをONにして「含む」に設定します。


変数値には、2で作成したTemplateVariablesを設定します。


以上で設定は完了です!保存→有効化をして、実行してみてください。

「フローのデバッグ」を利用したテスト送信ができません。 テスト送信を実施する場合は、Sandbox環境などでフローを有効化して実際にフローを動かしてください。

番外編:友だちオブジェクト差し込み項目の利用について


上記のように、 {!Name}などの友だちオブジェクト差し込み項目はフローで割当設定しなくても利用できます。

友だちオブジェクト差し込み項目とレポート差し込み項目の違いはこちら

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